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2020-08

現在ご依頼いただいている物件。
このようなパターンは今はまだ少ないですが、長く住まうお家、将来年を重ねてからもストレスなく住めるように、プランの時点でできることがあります。
今回は、いくつかポイントをご紹介しますね。

今大阪で設計させて頂いているご自宅、プランニングの検討を何度も何度も重ねております。

実はご家族にお身体の不自由な方がいらっしゃるのです。

ご自身で動くことができず、ご家族やヘルパーさんが生活の全てをサポートされています。

リフトを使っての介護を採用予定。新築時に動線や寸法など細かい検討が必要になります。

1のぼりやすい階段

階段の1段の高さをできれば20cmを切るように計画するのがよいです。

長く介護をされたお客様が、
「階段の高さが20cmを切ると5年自分の足で登れる期間が増えるのよ。」
と教えてくださいました。

でもただ高さを低くすればよいというわけではありません。

高さが低くなると奥行も広くしないと登りにくくなってしまいます。

登りやすい高さと奥行のバランスが大切です。


また、二階リビングの場合は将来階段用リフトを設置するために幅を広げておくと圧迫感がなくてよいかもしれません。


写真の階段は、リフト設置を見据えて、少しゆとりのある階段幅にしています。

2介護しやすいトイレ

介護する方がどのような状態にあるかによって計画が変わりますが、まずは引き戸にしておくとよいです。

開き戸だと自分が一歩引かなければ扉を開けることができませんが、引き戸だと自分は動かずに扉を開けることができます。

脚が悪くなったり、車いすになると引き戸が楽です。


写真の事例は、扉を正面と側面の二箇所に設けた事例です。


正面からアクセスし、脱衣室側につながる側面の引き戸の部分へ介護する方が移動してサポートできるようにしました。

3手摺を設置する、もしくは下地を入れておく。

洗面、トイレ、玄関など服や靴を脱ぐ動作をするところには手摺があると便利です。


今の時点で必要ない場合は、下地だけでも入れておいて将来付けられるようにしておいてもいいですが、高齢の方だけでなく、意外と子どもも手摺を使います。


手摺がないと、どうしても壁に手をついて手垢が目立ってしまうこともあります。


天然木の手すりなどインデリアとしても素敵なものがありますので、ぜひ採用してみてください。

まとめ

長く住まうお家。
今回ご紹介させていただいたお家のように、将来を見据えてバリアフリーの計画をしておくと、ずっと快適に過ごすことができます。

毎日の食事には安全・安心を求めても、
家にどんな素材が使われているか、
それが身体にどんな影響を及ぼすか
を考えている人は少ないかもしれません。

でも、毎日暮らす家が健康に影響を与えるとしたら…。


わびすきでは、設計士の子育てと家づくりの経験から
無添加住宅の設計代理店として、
むかしの家づくりのバランスをお手本に
漆喰や天然石、無垢材など
吟味を重ねた天然素材を使用した
安心して暮らせる家を提案しています。


それと同時に、
子育て中のママを助けるアイデアも盛りだくさん。


どんな暮らしをしたいのかを
しっかりヒアリングして
完全オーダーメイドの家づくりをサポートします。


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大切な家と暮らし方を
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一級建築士事務所 わびすき

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8月 30, 2020 | by | TEL: chieko@wabisuki-arc.jp
Posted in NEWS | Tags: |

 

長く住まうお家。メンテナンスは必要不可欠です。
でもなるべくメンテナンスに手間がかからないとうれしいですよね。
わびすきではご予算に合わせてメンテナンスになるべく手間と費用が掛からないものをご提案するようにしています。この度は外部の仕上げの材料をいくつかご紹介します!

お盆のお休み、いかがお過ごしでしょうか?
我が家では力を持て余した三兄弟とにぎやかに休日を過ごしております。

お家でゆっくりされている方も多いようで、OBさんからのメンテナンスの
ご依頼もあります。

外構の塀の補強工事、外壁・外部木部の塗装、クロスの補修や、太陽光のパネルのエラーなど・・・。


久々にお客様とお会いして、住まいやご家族の様子をお話しするも楽しいですね。


お引渡しして終わりではなく、こんなにも長くお付き合いさせてもらえるのはこのお仕事の醍醐味でもあります(^^♪


子どもたち、どんどん大きくなってゆく~。そして私も同じだけ年をとっております・・・。


では、メンテナンスになるべく手間と費用が掛からない、外部の仕上げの材料をいくつかご紹介していきますね。(もちろん、ご予算に合わせてのご提案をさせていただいています^^)

屋根材:石屋根

予算が許せば是非お勧めしたいのが、天然石です。


無添加住宅のクールーフは粘板岩で数億年にわたり泥質堆積岩が圧密された地層の地下深くで、地殻変動によってもたらされた高温・高圧によって生じた岩石です。

この岩石は、建築材料として古くからヨーロッパなどで屋根材として利用されてきました。

永い時間風雨に耐えて、現在にその美しさを保っています。

メンテナンスは石を留めているステンレスの金物が劣化した時に交換するのみ。


天然石は強い力が加わり割れなければ数百年もつのです!

ウッドロングエコ

外壁材:漆喰 そとん壁

わびすきでは一般的に使われているサイディング材は極力お勧めしていません。


コーキングの打ち直しが定期的に必要ですし、質感もよくないものが多いためです。


是非採用して頂きたいのが、漆喰もしくはそとん壁です。


漆喰の歴史はとても古く、ピラミッド、ローマ建築、万里の長城など世界中で使われてきました。


日本では、戦国時代に城郭建築のため石灰と海草糊を混ぜて使う独自の漆喰工法が確立されました。


漆喰が城に使われたのはその優れた防火性と耐久性のためです。基本ノーメンテナンスで大丈夫ですが、白い壁のため汚れが付着します。


無添加住宅の漆喰は、外壁バリアという汚れが付きにくい塗料を塗布して仕上げることで長くきれいな状態を保つことができます。


白でなく落ち着いた色の壁がいい方には火山灰を材料にした100%自然素材のそとん壁をお勧めしています。


耐久性が高く退色劣化が起きにくい材料。


色のバラエティーも豊富です。


わびすきの事務所ではシックなグレーをチョイス。


汚れも目立たずありがたい!

漆喰
わびすき

外壁材:木材・外部塗料

お家のアクセントに外部に木材をよく採用しています。


材料は杉やヒノキ、セランガンバツ、など、耐候性のある材料などがあります。

コスパと施工しやすさからレッドシダーを選ぶことが多いです。


外部に木部を使うとどうしても手間がかかるのが塗料の塗りなおし。


お色を付けたい場合は塗料をお勧めしますが、自然なグレー色になっていくでよい場合はウッドロングエコという塗料をお勧めしています。


木材が最終的には「土へ還れる」「焼却しても害をださない」という安全性を重視して、酸化鉄、樹皮、ハーブなどの材料で作られています。


丁寧に塗布すると腐食菌を発生させにくくし長持ちさせるという考えでつくられた塗料で再塗布不要です。


色がついていないので、木は自然とグレーになっていきます。

ウッドロングエコ

まとめ

外部にはなるべくメンテナンスが必要ない土に還りやすい自然素材をお勧めしています。
長期的に考えるとお財布に優しく地球にも優しい。
質感も素敵です!

毎日の食事には安全・安心を求めても、
家にどんな素材が使われているか、
それが身体にどんな影響を及ぼすか
を考えている人は少ないかもしれません。

でも、毎日暮らす家が健康に影響を与えるとしたら…。


わびすきでは、設計士の子育てと家づくりの経験から
無添加住宅の設計代理店として、
むかしの家づくりのバランスをお手本に
漆喰や天然石、無垢材など
吟味を重ねた天然素材を使用した
安心して暮らせる家を提案しています。


それと同時に、
子育て中のママを助けるアイデアも盛りだくさん。


どんな暮らしをしたいのかを
しっかりヒアリングして
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8月 16, 2020 | by | TEL: chieko@wabisuki-arc.jp
Posted in NEWS | Tags: |